logical-logistics

準備中 記事を書きためてます

GW対策にも 忘れる・抜ける・間違う のトラブルに共通する信じる心の危うさ

大型連休の前後はトラブル発生リスクが上昇するのは物流業界に限った事ではない。

 

なぜトラブルが発生するのか?

連休前後に関わらず、その原因には根本的な人の意識が関わっている。

 

『 人を信じる心 』

ここにまずはトラブルの原因が隠されている。

 

リスク対策としてよくある話

「 あの人と綿密に打ちあわせしてこう指示を出した 」

「 指示書にいつもより細かくこう書いた 」

「 カンバンにこう書いて掲出した 」

などなど、色々な対策があり実践されていると思う。

 

間違いではないが、これらは一つ大事な前提条件がある。

それは、

『 人を信じている 』

という事。

 

「 言ったからあの人は大丈夫 」

「 書いたからあの人は大丈夫 」

などと思ってはいないだろうか。

 

それは、人を信じている事を根本にしている。

その人が間違ったら終わりだ。

 

何かを依頼する場合は、依頼した後に

 『 その人を信じない心 』

が必要である。

 

「 言ったけど大丈夫かな 」

「 書いたけど大丈夫かな 」

これである。

 

またそもそも人を信じないと

「 この言い方で大丈夫かな 」

「 この書き方で大丈夫かな 」

となり、伝え方の見直しも必要となる。

 

『 人を信じない 』

からスタートすると驚くほど指示方法が変わって、リスクの軽減につながるのである。

 

自分はそんな事はない! と思っている方。

思い返して欲しい。

誰かから自分への簡単な指示や御願い事をメモせず頭に入れていないだろうか

手順やルールを書類に落とさず頭に入れていないだろうか。

 

もしそのような事があるならばそれは

 『 自分を信じている 』

という事になる。

 

人を信じない、という『人』は『自分』も含まれる。

自分を信じる人は相手も信じるのでいつまでたってもリスクは減らない。

 

他人を信じないを実践するには、まず『自分を信じない』を徹底しなければならない。

 

人を信じていてはいつまでたってもリスクは少なくならない。

まずは、人を信じない事を徹底する事。

そこから対策は始まるのである。